最新記事

英王室

女王のハートを射止めた新たな「ロイヤル・ドッグ」 大物感漂う姿が話題 

2018年5月24日(木)19時50分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

92歳を迎えたエリザベス女王は生粋のコーギー好きで知られる。 Chris Jackson-REUTERS

<メーガンよりもこっちの方が気に入った? 犬版、シンデレラストーリーの主役の名前は「ガイ」>

4月19日昼(現地時間)に執り行われた、ハリー王子とメーガン・マークルの挙式は世界の注目を集めたが、実はロイヤル・ファミリーに嫁いだのはメーガン妃だけではない。

メーガンと一緒にイギリスに渡ったのは、ビーグル犬の「ガイ(Guy)」。かつて、殺処分を待つ身だったが、動物の愛護活動に積極的なメーガンに引き取られた。昨年イギリスに引っ越し、この度メーガンとともに正式にロイヤル・ファミリーの一員となった。

【参考記事】結婚式はハリー王子の「禊」 呪縛を解き放ったメーガンの「操縦術」がすごい!

(メーガンが飼っていた2匹。右のボガードは高齢で長時間のフライトが懸念されたため、友人に引き取られた)


英デイリーメールは、ハリーとメーガンの婚約が発表された昨年11月、犬好きで知られるエリザベス女王がメーガンの連れ子にどう反応するか興味を寄せていた。

女王は幼い頃からウェルシュ・コーギーが大好きで、多い時には13匹も飼っていたという。しかし、女王は4月21日に92歳を迎えた高齢。近年は新たに飼い入れることは控え、これまで一緒に生活してきたコーギーを看取ってきた。2012年に「ホーリー」が死に、2018年春に「ウィロー」がガンのため安楽死させられた。

(ウィローの死は多くのメディアで取り上げられた)


女王がコーギーを飼っていないのは、第2次世界大戦後初めてのこと。「ウィロー」の死から受けるショックは計り知れないが、新たなロイヤル・ドッグのガイが女王の癒しに一役買いそうだ。SNSで、ガイの大物感が伺える写真が拡散されている。

車で出掛ける女王の横から顔を出したのはガイだった。


CBSによると、ガイは2015年にアメリカ・ケンタッキー州の森に捨てられているところを捕獲され、数日後に安楽死させられる予定だった。そこをカナダの動物保護団体によって保護され、カナダに渡り、里親となるメーガンと引き合わされた。

今や女王の隣に座るガイ。英ガーディアン紙はじめ多くのメディアは、主役の名前は「ガイ(男)」ながらも、犬版「シンデレラストーリー」として伝えている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

貿易分断で世界成長抑制とインフレ高進の恐れ=シュナ

ビジネス

テスラの中国生産車、3月販売は前年比11.5%減 

ビジネス

訂正(発表者側の申し出)-ユニクロ、3月国内既存店

ワールド

ロシア、石油輸出施設の操業制限 ウクライナの攻撃で
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 8
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 9
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 10
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中