障害のある人たちの目線から空港の利用可能性について情報を発信しているサイト『リデュースド・モビリティ・ライツ』によると、特にガトウィック空港は2016年、「認知症にやさしいイノベーション賞」を受賞している。

グッドウィル航空相(当時)は、ターミナルの混雑やセキュリティ・チェックなどが原因で、飛行機での移動が認知症の人にとって怖いものである可能性を指摘。そのためガトウィック空港では現場スタッフの80%が認知症関連のトレーニングを受けており、ガトウィック空港自体も認知症介護について英国の全国職業資格レベル2の認定証を導入しているという。

どちらもロンドンの空港だが、こうした動きがあらゆる空港や公共交通機関で広がれば、認知症の人にとって旅行がもっと身近なものになるかもしれない。

なお日本でも、認知症などで介護を必要とする人も楽しめる旅行については、「介護旅行」や「トラベルヘルパー」というキーワードで検索すると、いろいろなサービスがあるようだ。

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