ランドセルが海外セレブのファッションアイテムに!
今年海外でブレイクした日本発の最新トレンドとは
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興味深いのは、アメリカではストリートカルチャーとして人気が広まったこと。BMX(バイシクルモトクロス)やスケートボードでトリック(技)を決めることをメイクというが、けん玉でもこのスタイルが共有されている。ストリートカルチャーの本場アメリカで、「KENDAMA」は新たな命を吹き込まれた。楽天市場でも、ストリート系のアパレル商品等を取り扱う店舗が、「エクストリームけんだま」を販売している。
リアルな消費動向が浮き彫りになる楽天市場の番付
ランドセルやけん玉は、「世界にうけるメイドインジャパン」として、11月26日発表の『楽天市場2015年ヒット商品番付』に期待株としてピックアップされた。楽天市場の広報担当によると、けん玉同様、ランドセルについても、海外からの注文があるそうだ。2億点以上の商品が取り扱われている楽天市場で、今年よく売れた商品や人気が急上昇した商品などを番付表としてまとめたものだ。
番付の今年の横綱に選ばれたのは、東は『「ボタニカル」ブーム』、西は『コダワリ系油ブーム』。前者は、もともとは健康や美容への意識の高い層が植物由来成分を使用したコスメを愛用していたことから注目され、ヘアケアやファッションなど幅広いアイテムへと人気が広がった。後者は、健康志向の高まりを受けて、こだわりのある植物性油が注目された。特にハリウッドセレブやファッションモデルに愛用者が多いココナッツオイルは、食用だけでなくボディケアやヘアケアにも使えるため大ヒット商品となった。
全体的に美容や健康に関するものが番付を賑わしているが、全国のご当地商品を扱っている楽天市場らしいものとして、『ふるさと納税』や『クラフトビール』が上位に入っている。また、フラッシュ脱毛器やストレートヘアアイロン、チアシード、フライパンといった、本来女性層向けの商品が10代男性に支持される『10代男子の美意識女子化』もランクイン。こうした日本独自かつネットならではの消費動向が見られるのも興味深い。メディアが発信するトレンド情報とは一味違う楽天市場の番付には、リアルな世相が反映されている。