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英王室「50歳」のダイアナ
ダボス会議の会場からiPhoneでツイート──50歳を迎えてもダイアナは最先端のプリンセスだったに違いない
再婚は最低2回? ダイアナをよく知る本誌米国版編集長が、50歳になったダイアナの人生を大胆に再構成 Reuters
パリのトンネルで起きたあの衝突事故から9年がたった2006年。私はイギリスのノーサンプトンシャー州を訪ね、故ダイアナ元妃の実家でもあるスペンサー家の邸宅「オルソープ・ハウス」で開かれたパーティーに出席した。
主催者はミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領とタトラー誌。ゴルバチョフの亡き妻ライサが設立した財団の資金パーティーだ。集まったのはロンドンのファッション界と社交界とメディアを代表する顔触れで、ダイアナの周りにいた人々でもある。
もしダイアナもいたら、鮮やかなブロンドが夜空にまばゆく映えていたことだろう。彼女はゴルビーの隣に座り、体を寄せてライサの思い出話を聞きながら、青い瞳で彼をじっと見詰めて手を握る。ゴルビーの頭のあざもさぞ紅潮しただろう。
ダイアナが生きていたら、この7月1日で50歳になる。...本文続く
──ここから先は6月29日発売の『ニューズウィーク日本版』 2011年7月6日号をご覧ください。
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今週のカバー特集は、「弾圧大国 中国の闇」
■著名な芸術家で反体制活動家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)が11週間ぶりに釈放されたが、目に恐怖の色を浮かべ、当局に止められているからと多くを語らず、別人のようだった。天安門事件以来過酷な弾圧を行う中国共産党と「収容所国家」の知られざる実態について、北京支局長のメリンダ・リウがリポートします。
■胡錦濤の保身が生む「弾圧の季節」
■中国とリビアの悩ましい関係
他にも
■激動の上半期を総チェック
日本の震災からビンラディン殺害、ウィリアム王子の結婚まで、今年前半の事件を総ざらい
■ママ、僕は本当に躁鬱病なの?
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■殺し屋クルーニーにあげたい残念賞、ほか
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[2011年7月 6日号掲載]