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『ブラック・ウィドウ』は、マーベル映画で新機軸の大ヒット作となる予感

A Rare Marvel Female Superhero

2021年07月16日(金)14時59分
デーナ・スティーブンズ(映画評論家)

姉妹役を演じるヨハンソンとピューは、本物の姉妹のような化学反応を見せる。シャワーカーテンでお互いの首を絞め合ったり、有名になった姉の決めポーズ(ピチピチの戦闘服を着て髪をかき上げるしぐさ)について、酒を飲みながら言い争いをしたり......。

ヨハンソンは、深みに欠けていたキャラクターを陰影のある新たな次元に引き上げた。一方でピューは、なぜ世界中のキャスティングディレクターが彼女を求めていたのかを証明できた。ピューはさまざまな感情を自在に表現し、アクションシーンでもエネルギーを爆発させられる。

『ブラック・ウィドウ』は長過ぎて、うるさくて、演出過多で、頭痛がすることもある。でも大ヒットする作品は、得てしてそういうものだ。

BLACK WIDOW
『ブラック・ウィドウ』
監督/ケイト・ショートランド
主演/スカーレット・ヨハンソン、フローレンス・ピュー
日本公開中。ディズニープラスプレミアアクセスでも配信

©2021 The Slate Group

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