最新記事

仕事

完全なる男社会の英国・仕立屋業界で、夢を追い続けた女性テーラー

I Made My Tailoring Dream Happen

2021年07月09日(金)20時47分
キャロライン・アンドルー(ロンドンのオーダーメイドスーツ店オーナー)

開業から3年、本当にお客には恵まれた。女性ニュースキャスターのお客様は、エディンバラ公フィリップ殿下の葬儀の中継で私が仕立てたチェック柄のスーツを着た。「エディンバラ公のタータン」と呼ばれる柄だったからだ。

有名な政治家やセレブからの注文も受けているが、主な顧客は仕事用のスーツをあつらえたいという40歳代後半~50歳代のビジネスマンだろう。

なかには年配の男性で「女のテーラーが自分の服を作っているなんて信じ難い話だ」とか言いかねない古い考え方のお客様もいた。だが、私の考えを信頼してくれる中年のお客様もたくさんいる。ある金融機関の幹部のお客様は、圧迫感のある伝統的な店より気楽でいいと言ってくれた。

自分の思いに正直でいればいつか道は開けるもの。私にとっては、一からスーツを作り上げること、そしてお客様がそれを大切に着てくれるのを見るのが喜びだ。

ニューズウィーク日本版 BTS再始動
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

英、対米医薬品協定を正式決定 対米関税ゼロに

ワールド

ロシア・イラン外相が電話会談、ホルムズ海峡の安全巡

ビジネス

日経平均は反発で寄り付く、5万3000円回復 自律

ワールド

アルゼンチン、イラン臨時代理大使を国外追放 攻撃関
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    タブーを覆した65歳 「真の自由な女性」ブリジット…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    「見せたら駄目」──なぜ女性の「バストトップ」を社…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 4

    タブーを覆した65歳 「真の自由な女性」ブリジット…

  • 5

    「見せたら駄目」──なぜ女性の「バストトップ」を社…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 3

    「自由すぎる王族」レディ・アメリア・ウィンザーが「…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    セレブたちがハロウィンに見せた本気コスプレ、誰が…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準

特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準

2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ