アバの世界的リバイバルブームと、ドラマティックな復活劇
そんな膠着状態が長年続き、ファンの間では、グループ再結成は夢また夢の話だとささやかれていたが、わだかまりは少しずつ雪解けをみせる。育児が落ち着いたアグネッタは、積極的にソロ活動に取り組み、映画『マンマ・ミーア』1作目のプレミアにも姿を現した。2013年には9年ぶりのソロアルバム『A』を発表している。
さらに2016年7月に行われた、ベニーとビョルンの活動50周年を祝うパーティーの場に、4人は30年ぶりに揃って姿を見せた。ステージ上で、フリーダとアグネッタがある歌の歌詞を朗読すると、その歌を知っていたベニーとビョルンは即興で歌い出したのだった。これがアバ復活の瞬間だった。
ブランクを感じさせない息の合ったパフォーマンスに、かつての輝きを見出したフリーダは、他の3人の説得を試み、これが再結成に繋がったのだ。
新曲2曲はすでにレコーディング済み
過去のいざこざも乗り越えて、35年ぶりにレコーディングに挑んだアバ。久々とは思えないほど息がぴったり合った新曲について、マネージャーのヨレル・ハンサーは、アバ全盛期と遜色ないと絶賛している。「素晴らしいケミストリーが起こり、まるで時間が止まっているかのように感じた」
さらに4人も公式インスタグラムに、「信じられないくらい楽しい経験だった!」「我々は、ただ休暇をとっていただけだったんだ」「メンバーは年を取ったかもしれないけれど、曲は新しいものになっている」と、コメントしている。
新曲2曲は、来年4月にリリース予定だが、デジタル技術によって彼らの「アバター」(過去の映像で作り上げた分身のような映像)を使った形での発表となる。さらに今年12月に英BBCと米NBCの特番放送で、新曲『I Still Have Faith In You』が披露されるという。
一方で、今月3日には、ビョルンが『マンマ・ミーア!』の世界観を再現するレストラン「マンマ・ミーア! ザ・パーティー」をロンドンの娯楽施設O2に来春オープンさせることを明らかにしている。
さまざまな形でアバの世界観が再構築され、今後さらにアバブームは加速することになりそうだ。類まれなメロディラインと、公私混同したグループゆえの、男女のリアルな感情の浮き沈み──。アバが時代を超えて愛され続ける理由は、その2つが大きいだろう。しがらみを断ち切って前を進み出した新生アバが、どんなサウンドを聞かせてくれるのか、世界中が心待ちにしている。
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