日本の鉄道を愛する韓国の鉄道マニア、きっかけは『銀河鉄道999』
――日本を鉄道で旅する面白さは?
日本の鉄道は地域の特性が見られるのが楽しい。車内でライブ音楽のパフォーマンスがあるなど、イベントも盛りだくさんだ。スタンプラリーでさまざまな駅を旅する企画も楽しい。
列車のデザインも、工業デザイナーの水戸岡鋭治による九州新幹線のデザインや、アニメの『新世紀エヴァンゲリオン』を描いたものなど、見ているだけでわくわくする。
地方を走る列車のスタイルは、古典的だが洗練されている。そうした列車に乗りたくて、あえて普通電車に乗ることもある。車内トイレに汚れがないなど衛生面も良く、路線案内の看板も分かりやすい。韓国の鉄道会社も見習うところが多い。
特に趣があるのは1両編成の列車。乗客同士の会話に温かい雰囲気があり、眺めていると人情を感じる。
<2020年2月11日号「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」特集より>
「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」より
●「韓国人」とひとくくりにする人たちへ──日本との縁を育んできた韓国人たちの物語
●ソウルで日本人客をおもてなし 「小川剛(長渕剛+小川英二)」の語った原点
●ナイトテンポ、「昭和歌謡」で世界をグルーヴする韓国人DJの軌跡
●「短歌は好きのレベルを超えている」韓国人の歌人カン・ハンナは言った
2020年2月11日号は「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」特集。歌人・タレント/そば職人/DJ/デザイナー/鉄道マニア......。日本のカルチャーに惚れ込んだ韓国人たちの知られざる物語から、日本と韓国を見つめ直す。
【参考記事】「中国人」とひとくくりにする人たちへ──日本との縁を育んできた中国人たちの物語
2020年2月4日号は「私たちが日本の●●を好きな理由【中国人編】」特集。声優/和菓子職人/民宿女将/インフルエンサー/茶道家......。日本のカルチャーに惚れ込んだ中国人たちの知られざる物語から、日本と中国を見つめ直す。