最新記事

私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】

日本の鉄道を愛する韓国の鉄道マニア、きっかけは『銀河鉄道999』

2020年2月19日(水)11時15分
朴辰娥(パク・ジナ)

magSR20200219korean-suhkyuho-2.jpg

被災地の駅も訪れた COURTESY OF SUH KYU-HO

――日本を鉄道で旅する面白さは?

日本の鉄道は地域の特性が見られるのが楽しい。車内でライブ音楽のパフォーマンスがあるなど、イベントも盛りだくさんだ。スタンプラリーでさまざまな駅を旅する企画も楽しい。

列車のデザインも、工業デザイナーの水戸岡鋭治による九州新幹線のデザインや、アニメの『新世紀エヴァンゲリオン』を描いたものなど、見ているだけでわくわくする。

地方を走る列車のスタイルは、古典的だが洗練されている。そうした列車に乗りたくて、あえて普通電車に乗ることもある。車内トイレに汚れがないなど衛生面も良く、路線案内の看板も分かりやすい。韓国の鉄道会社も見習うところが多い。

特に趣があるのは1両編成の列車。乗客同士の会話に温かい雰囲気があり、眺めていると人情を感じる。

<2020年2月11日号「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」特集より>

「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」より
「韓国人」とひとくくりにする人たちへ──日本との縁を育んできた韓国人たちの物語
ソウルで日本人客をおもてなし 「小川剛(長渕剛+小川英二)」の語った原点
ナイトテンポ、「昭和歌謡」で世界をグルーヴする韓国人DJの軌跡
「短歌は好きのレベルを超えている」韓国人の歌人カン・ハンナは言った

20200211issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年2月11日号は「私たちが日本の●●を好きな理由【韓国人編】」特集。歌人・タレント/そば職人/DJ/デザイナー/鉄道マニア......。日本のカルチャーに惚れ込んだ韓国人たちの知られざる物語から、日本と韓国を見つめ直す。

【参考記事】「中国人」とひとくくりにする人たちへ──日本との縁を育んできた中国人たちの物語

20200204issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年2月4日号は「私たちが日本の●●を好きな理由【中国人編】」特集。声優/和菓子職人/民宿女将/インフルエンサー/茶道家......。日本のカルチャーに惚れ込んだ中国人たちの知られざる物語から、日本と中国を見つめ直す。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米EV税控除、一部重要鉱物要件の導入2年延期

ワールド

S&P、トルコの格付け「B+」に引き上げ 政策の連

ビジネス

ドットチャート改善必要、市場との対話に不十分=シカ

ビジネス

NY連銀総裁、2%物価目標「極めて重要」 サマーズ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 2

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 3

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を受け、炎上・爆発するロシア軍T-90M戦車...映像を公開

  • 4

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 5

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前…

  • 6

    こ、この顔は...コートニー・カーダシアンの息子、元…

  • 7

    ロシア軍「Mi8ヘリコプター」にウクライナ軍HIMARSが…

  • 8

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 9

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 10

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 6

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 7

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中