コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

米軍の南シナ海の哨戒活動は、なぜこのタイミングで始まったのか

 今週27日、アメリカ海軍第7艦隊所属のイージス駆逐艦「USSラッセン」(アーレイ・バーク級)は南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ

2015.10.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

証人喚問で共和党を蹴散らしたヒラリーの、残された「死角」とは

 先週22日、ヒラリー・クリントン氏は「ベンガジ事件」に関する下院調査委員会に証人として召喚されました。この委員会は、2012年9月11日に

2015.10.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの大衆文化は保守的なだけに「息が長い」

 今週のアメリカでは3つの話題がトレンドになっています。まず10月21日は、往年のSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(ロバ

2015.10.22
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米軍がアフガン駐留を続けざるを得ない事情

 先週会見したオバマ大統領は、2016年以降も、つまり17年に次期大統領が就任した後も、アフガニスタンへの米軍の駐留を5500人程度の規模で

2015.10.20
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現実味を帯びてきた、大統領選「ヒラリー対トランプ」の最悪シナリオ

 共和党に2カ月遅れて、民主党もようやく今週13日に「第1回の大統領候補テレビ討論」を開催しました。参加者は、ヒラリー・クリントン候補に加え

2015.10.15
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「一億総活躍社会」の目標設定は意外とシリアス

 内閣改造にあたって安倍政権は「一億総活躍社会」というスローガンを掲げて、その担当大臣を任命しました。確かに、この「一億総活躍」が現時点では

2015.10.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オバマ政権が見透かす、シリア情勢に介入したロシアの「動機」

 ロシアはシリア領内での空爆を拡大する一方で、カスピ海上の艦船から巡航ミサイル攻撃を行ったと発表、4隻の艦船から26発のミサイルを発射して、

2015.10.08
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TPP妥結の政治的意味、日本とアメリカ

 面倒な交渉の末にようやく妥結したTPPですが、この問題に関しては日本もアメリカも「政治のねじれ」を経験しています。日本の場合は、そもそもT

2015.10.06
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共和党候補カーリー・フィオリーナの政治的資質

 大統領候補を決める共和党の予備選は、依然としてトランプを中心とした混戦状態が続いています。その中で、本命と言われたジェブ・ブッシュは苦戦し

2015.10.02
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共和党の異常事態、ベイナー下院議長辞任と「しぶとい」トランプ

 オバマ大統領に対抗する「多数野党」の下院共和党を率いるジョン・ベイナー下院議長が先週末に突如辞任すると言明、米政界に激震が走っています。就

2015.09.29
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