コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

世界経済の文脈から見た「消費税法案衆院可決」

 まず、今回の可決を受けて超円高にはなっていません。日本が、大変な思いをして消費税率アップへの合意形成をしつつあるのに、まるで、世界の金融市

2012.06.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ヒスパニック票を無視できなくなったアメリカ政治

 25日の月曜日にアメリカの連邦最高裁は、かねてより問題になっていた、アリゾナ州の「不法移民規制法」の一部について、違憲であり無効という判断

2012.06.27
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「雪が溶けると春になる」はどうしてバツになるのか?

 医薬品関係のベンチャー企業を立ちあげている私の友人が、子供時代に日本の小学校で経験したある「光景」をある雑誌のインタビュー記事で語っていま

2012.06.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

無罪判決続くセレブ裁判、アメリカの陪審員裁判に何が起きているのか?

 アメリカ人は法廷ドラマが大好きですし、多くの州や連邦では主要な法廷がTV中継されることも珍しくありません。そんな中で、陪審員が下す判決は、

2012.06.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

台風、ハリケーンと防災体制における「効率」の問題

 まず、今回の台風4号で被害や影響を受けた皆さまにお見舞いを申し上げます。  さて、アメリカでは台風ではなくハリケーンになるわけですが、私の

2012.06.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「日本は5年で破綻」藤巻健史氏の警告に対しての「解」はあるのか?

 6月14日に米ブルームバーグが配信した藤巻健史(フジマキ・ジャパン社長)の発言はショッキングなものでした。「ユーロがデフォルトになるより日

2012.06.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ハーバードはどうしてホームレス高校生を何人も合格させるのか?

 この春、ノースカロライナ州のローンデールという小さな町に住む、ドーン・ロギンスさんという女子高校生のもとに、ハーバード大学から一通の封書が

2012.06.15
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日本のオフィス仕事では、どうして「原本」が大事なのか?

 先週ワシントン・ポスト紙(電子版)に「日本ではファックスが今でも健在。理由は言語と文化のため」という記事が掲載されていました。  この記事

2012.06.13
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オウム事件、17年の年月を問う

 オウムの菊地直子が出頭し高橋克也の逃亡経路が浮かんでいるということで、地下鉄サリン事件から17年3カ月を経て、やっとオウム真理教事件は新た

2012.06.11
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大学入試「飛び級合法化・TOEFL導入」の前に必要なこと

 平野文科相が会見で「2年ないし2年半で高校を卒業可能にする」というコメントをしたというニュースで初めて知ったのですが、過去10年近く日本で

2012.06.08
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特集:超解説 トランプ2.0
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2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

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