コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

米中貿易戦争が示すアメリカの黄昏

●トランプ政権は中国への関税を一方的に引き上げることで、アメリカ自身が生み出してきた自由貿易体制を侵食し始めた ●一方、反保護貿易を掲げ、

2018.07.09
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

【ロシアW杯】セネガル系選手はなぜセネガル代表でプレーするか? アフリカ・サッカーの光と影

・セネガル代表メンバーの3分の1以上がヨーロッパ出身者で、「アフリカの才能の還流」は他のアフリカの代表チームでもみられる ・そこにはヨーロ

2018.06.25
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アメリカが離脱してロシアが立候補する国連「人権」理事会って何?

<人権問題が一筋縄でいかないのはいつものことだが、アメリカが離脱して中露が理事国になるとしたらブラック過ぎる> 6月20日、アメリカ政府は国

2018.06.22
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

【カンボジア総選挙】独裁者を支える日本の支援、中国との競争でますますやめられず

・日本は相手国の内政に口を出さない傾向が強いが、それは独裁や人権侵害を黙認する結果にもなり得る ・「出来レース」のカンボジア選挙を支援する

2018.06.20
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「何も決めない」米朝首脳会談を生んだトランプ外交

<史上初の米朝首脳会談は成功だった。非核化の詳細など揉めそうなことにはすべて蓋をして、トランプの手柄ありきの外交ショーだったからだ> 大方の

2018.06.13
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ガソリン価格は160円代にまで上がるか-原油市場を揺るがす中東の三大ミサイル危機

・国際的な原油価格に大きな影響力をもつサウジアラビアは、価格上昇を図っているとみられる ・その一方で、中東では主に三つのミサイル危機が緊張

2018.06.08
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

トランプ政権が米朝首脳会談の開催を焦った理由──北朝鮮の「粘り勝ち」

・米朝首脳会談が開催されなかった場合、北朝鮮だけでなく、米国も大きなダメージを受けていた ・トランプ大統領は、米朝首脳会談の開催をこれ以上

2018.06.04
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

急増するロヒンギャ難民の「二次被害」―人身取引と虐待を加速させる「ロヒンギャ急行」

・ミャンマーを逃れたロヒンギャ難民の少女や女性のなかには、人身取引の犠牲者になる者が多い ・彼女たちの多くは周辺諸国に密輸されており、とり

2018.06.01
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「歴史のリセット」を夢想するドイツ新右翼「帝国の市民」とは何者か

・「帝国の市民」と呼ばれるドイツの極右勢力は、第二次世界大戦以前の国境がいまも有効だと主張し、現在のドイツ連邦共和国の正当性を否定している

2018.05.29
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「トランスジェンダーであるだけで殺される国」パキスタンに「LGBT法」成立

<個人の事柄である「性」を、公的なものとして国が保護しようという姿勢は、日本より進んでいる> ・パキスタンでトランスジェンダーの権利を認める

2018.05.24
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特集:超解説 トランプ2.0
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2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

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