国家安全保障会議に出席するプーチン大統領(3月17日) Sputnik/Mikhail Metzel/Kremlin via REUTERS
<123の国・地域が加盟する国際刑事裁判所(ICC)は、ジェノサイドや戦争犯罪、人道に対する罪などを捜査・審理する権限を与えられている>
プーチン大統領に3月17日、逮捕状を発行したことで注目された国際刑事裁判所(ICC)。どんな組織で、どんな権限があるのだろうか。ICCについてまとめてみる。
筆者は、国際政治学者。博士(国際関係)。1972年大阪府出身。アフリカを中心にグローバルな政治現象を幅広く研究。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、日本大学などで教鞭をとる。著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『世界の独裁者 現代最凶の20人』(幻冬舎)、『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、共著に『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房)、『地球型社会の危機』(芦書房)、『国家のゆくえ』(芦書房)など。新著『日本の「水」が危ない』も近日発売
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