コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

高校無償化、東京都の「独走」で何が起きる? 小池都知事の思惑と、実現時のインパクトとは

<授業料助成から所得制限を撤廃するという小池百合子都知事の方針は、「裏金」問題に揺れる国政にも大きく影響する可能性が> 東京都が高校教育の実

2023.12.20
経済ニュース超解説 加谷珪一

もはや「リベラルvs保守」では語れない...現代社会の「対立構造」は、ここまで複雑化・多様化している

<政党の支持母体は分裂し始め、地域間でも地域内でもさまざまな「断層」が露わになった現代、政治には何が求められるのか> パレスチナ情勢の悪化は

2023.12.13
経済ニュース超解説 加谷珪一

シェアライド議論の背景にある、新ビジネスに「感情的に反対」ばかりする日本人の「損」な気質

<今になって慌ててシェアライド議論が盛り上がっている様相は、かつての「大店法」のケースとよく似ている> これまでほとんど進展が見られなかった

2023.12.07
経済ニュース超解説 加谷珪一

働けるのに「あえて働かない」人たち...空前の「人手不足」のなか、彼らが求めているものとは?

<働くことを希望し、働くことも可能だが「短時間しか働かない」「就職活動をしない」人が大量に存在する日本のいびつな現状> 働く意思があるにもか

2023.11.30
経済ニュース超解説 加谷珪一

高成長してきたシンガポールで「異変」が──差し迫る「中国化」でアジアの金融ハブの座が危うい

<シンガポールで起きた大規模マネロン事件の摘発は、明るいはずだった国の未来に「中国の影」が差していることを示している> アジアの金融ハブとし

2023.11.21
経済ニュース超解説 加谷珪一

日本経済の常識だった「デフレ」と「ゼロ金利」が終わるとき...何が起きるのか?

<日銀は長期金利の変動について「1%超え」を容認した。日本経済の「前提」が崩れれば、環境は一変することになる> 日銀は今年10月31日に開催

2023.11.16
経済ニュース超解説 加谷珪一

迷走の末、「無意味な減税」に行きついた岸田政権の経済対策...「全額給付」の方がマシとすら言える理由

<議論はいつの間にか、「期限付きの所得減税」と「給付」の組み合わせというありきたりな形に落ち着いてしまった> 岸田政権の経済政策が迷走に迷走

2023.11.08
経済ニュース超解説 加谷珪一

なぜ70年代の中東戦争は、あれほど世界経済を「崩壊」させた? 今回も同じ道をたどるのか?

<今回のイスラエルとハマスの衝突を受け、オイルショックのきっかけとなった73年の中東戦争との類似性を指摘する声は多いが...> パレスチナを

2023.11.03
経済ニュース超解説 加谷珪一

日本一高い「トーチタワー」だけじゃない...都心の「超高層ビル乱立」で、私たちの給料が下がるワケ

<東京駅近くで建設が始まったトーチタワーをはじめ、都市部で次々に建設が進んでいる超高層ビルは本当に日本にとって必要なのか> 日本で最も高い超

2023.10.25
経済ニュース超解説 加谷珪一

岸田首相の大型経済対策...内容的には期待できそうなのに、効果が出るとは全く思えない理由

<岸田首相が経済対策の「5本柱」を発表。それぞれの項目を見ると重要な施策も多いが、肝心なものが欠けている> 岸田政権が大型の経済対策を発表し

2023.10.19
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の物体」にSNS大爆笑、「深海魚」説に「カニ」説も?
  • 2
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    アジア作品に日本人はいない? 伊坂幸太郎原作『ブ…
  • 7
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 8
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 9
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 10
    「ゾンビに襲われてるのかと...」荒野で車が立ち往生…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる」飲み物はどれ?
  • 4
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 10
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中