コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年の恨み」の正体

<30年戦争、100年戦争の故事が頭をよぎる...歴史の中で積み重なった西側への怒り。経済、社会が揺らごうがプーチンは止まらない> ロシアと

2025.05.01
外交官の万華鏡 河東哲夫

日本史上初めての中国人の大量移住が始まる

<アメリカとの関税戦争で追い込まれた中国から、まず地位とカネを持った者たちが国外に流出する> アメリカが中国を追い込みすぎているようだ。20

2025.04.26
外交官の万華鏡 河東哲夫

グリーンランドを地上げするトランプ、その真意は?

<トランプがグリーンランド購入に本気を見せる裏には、グリーンランドの地政学的な要素がある> グリーンランドは世界最大の「島」。島といってもそ

2025.04.08
外交官の万華鏡 河東哲夫

領土は売買できるもの――「トランプ新世」の価値観に対応せよ

<グリーンランドやガザの領有を口にするトランプは批判を受けているが、歴史をひもとけば領土の売買・譲渡はよくあったこと> トランプ米大統領は、

2025.03.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

アメリカの対中優位は揺るがないのか......「旧友」ジョセフ・ナイ教授との議論

<外国から領土や利権を得ようとするトランプ政権のやり方では、アメリカのソフトパワーも失われる> 本誌2月25日号に掲載された、「ソフトパワー

2025.03.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナ停戦は世界のパラダイムシフトを引き起こすのか

<トランプの「アメリカファースト」が、物事は取引と力で決めるという新たな時代へ世界を引きずり込む> ウクライナ停戦のプロセスが、ぎしぎしと音

2025.02.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

日本でも世界でも、公共事業で整備された近代インフラは老朽化でもう限界

<高度成長期に整備された日本各地の近代インフラはとっくに老朽化している> 1月28日に埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが落ちて運転手はま

2025.02.14
外交官の万華鏡 河東哲夫

不法移民追放、仮想通貨の規制緩和......トランプ2.0の米経済に忍び寄る「リーマン2.0」

<現状に不満を抱える層を丸め込むためのトランプの経済政策は金融危機の引き金になりかねない> いよいよ「待望」のトランプ2.0。「アメリカを再

2025.02.04
外交官の万華鏡 河東哲夫

ゼレンスキー主演『国民の僕』あらすじから占う、2025年ウクライナ情勢と停戦後の命運

<主演ドラマでは、大統領になった後、陰謀で投獄の憂き目に遭い......。トランプは停戦を迫り、欧州もウクライナの防衛責任を負いたくない。停

2025.02.01
外交官の万華鏡 河東哲夫

駐留米軍は本当に必要なのか? 戦後80年の日米関係を棚卸しせよ

<トランプ次期米大統領の就任でアメリカが「ならず者外交」に回帰するかもしれない今年は日米関係をゼロから見直す良い機会> 新年早々、筆者は沖縄

2025.01.14
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
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2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

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