コラム
イスラーム世界の現在形 保坂修司
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「開発独裁が効率的」「脱炭素も進む」...中東の「民主国」クウェートで何が起こっているのか

<気温52℃のなか停電になったクウェートだが、これは単に電力事情の問題ではない。民主主義をめぐる世界的な潮流の一部とも言える。昨年末に就任し

2024.07.17
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アントニオ猪木、歴史に埋もれたイラクでの「発言」

<10月1日に亡くなった猪木は、1990年に湾岸戦争が起こると、参院議員として日本人人質解放に尽力した。当時、在クウェート大使館員だった筆者

2022.11.14
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研究者の死後、蔵書はどう処分されるのか──の、3つの後日談

<研究者だけでなく、マニアやコレクターからも、共感(?)の意見を多くもらった。書いた私はといえば、またまた蔵書整理で相談を受けることになった

2022.07.28
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中東専門家が見た東京五輪、イスラエルvsイスラーム諸国

<スポーツの国際大会で毎度のように問題になるのがイスラエルの存在。今回の東京五輪でも、イスラエル選手との対戦を避けるための棄権があった。一方

2021.08.16
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日本人が知らない、社会問題を笑い飛ばすサウジの過激番組『ターシュ・マー・ターシュ』

<女性、部族、官僚、宗教の問題を笑いの標的にした喜劇が、なんとサウジ国営テレビで放映され、大人気だった。「テロリズム・アカデミー」なるエピソ

2021.06.02
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トルコ宗務庁がトルコの有名なお土産「ナザール・ボンジュウ」を許されないとした理由

<トルコに旅行した人なら必ずと言っていいほど買う、邪視除けのお守り。絵文字にもなるほどトルコ文化を代表するものなのに......。邪視は中東

2021.02.25
イスラーム世界の現在形 保坂修司

「アラビアのロレンス」より中東で活躍したジャック・フィルビーと、スパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレをつなぐ線

<ル・カレの小説には、実在した英ソの二重スパイ、キム・フィルビーからのインスピレーションがみられた。だが、話はそこで終わらない。日本で知る人

2020.12.25
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イスラエル人女優が「クレオパトラ」役、でもホワイトウォッシングとは言えない?

<1963年『クレオパトラ』の主演はエリザベス・テイラーで、白人のユダヤ教徒、シオニストだった。ガル・ガドットを主演に新たなクレオパトラ映画

2020.11.05
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アラブ世界に黒人はいるか、アラブ人は「何色」か、イスラーム教徒は差別しないのか

<Black Lives Matter運動のニュースはアラブ世界でも大きく扱われている。かつてマルコムXはイスラーム教は平等を唱える宗教だと

2020.07.22
イスラーム世界の現在形 保坂修司

伝えられないサウジ、湾岸、イランの新型コロナ拡大

<日本ではあまり知られていないが、多数の感染者・死者が出ているイランから中東各国に新型コロナウイルスの感染が広がっている。サウジアラビアにと

2020.03.30
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

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