北朝鮮、自国民の帰国を承認 コロナ規制緩和

　北朝鮮は、海外に滞在する自国民の帰国を認めると発表した。国営朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が２７日に報じた。「世界の新型コロナウイルスの状況緩和」に合わせた措置としている。板門店で２０２２年７月撮影（２０２３年　ロイター／Kim Hong-Ji）

［ソウル　２７日　ロイター］ - 北朝鮮は、海外に滞在する自国民の帰国を認めると発表した。国営朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が２７日に報じた。「世界の新型コロナウイルスの状況緩和」に合わせた措置としている。

ＫＣＮＡが伝えた国家非常防疫司令部の２６日付声明は「帰国者は１週間隔離病棟で適切な医学的観察を受ける」としている。

北朝鮮は新型コロナの流行を受け２０２０年初めに海外との往来を停止し、多くの大使館が閉鎖した。昨年から徐々に規制が緩和され、今月２２日には国営高麗航空が中国への運航を再開した。