アフリカ気候サミットで数億ドルの投資契約へ＝事務局トップ

ケニアの首都ナイロビで９月４─６日に開く「アフリカ気候サミット」初会合のジョゼフ・ヌガンガ事務局責任者は２２日、会議に際して数億ドル規模の投資契約が結ばれるとの見通しを示した。写真は、２０１８年５月９日にナイロビで行われたイベントに参加したジョゼフ・ヌガンガ事務局責任者（中央）。（２０２３年　ロイター／Thomas Mukoya）

［ナイロビ　２２日　ロイター］ - ケニアの首都ナイロビで９月４─６日に開く「アフリカ気候サミット」初会合のジョゼフ・ヌガンガ事務局責任者は２２日、会議に際して数億ドル規模の投資契約が結ばれるとの見通しを示した。

ヌガンガ氏は、自然関連の投資やクリーンエネルギー生産、気候順応の取り組みに対して官民双方から資金拠出が見込まれると述べた。

サミットにはアフリカ諸国の首脳２０人以上に加え、国連のグテレス事務総長を含む世界各国の代表約２万人が出席を予定。アフリカ諸国は、サミットによってアフリカ大陸が発言力を強め、年内の国連気候変動枠組み条約第２８回締約国会議（ＣＯＰ２８）に向けて統一見解を発信できると期待している。