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バイデン政権、米国民に新たなコロナワクチン接種促す方針
8月20日、バイデン米政権は新型コロナウイルスの新たな感染の波に対応し、米国民全員に今秋のコロナワクチン追加接種を促す方針。2022年4月、ミシガン州で撮影(2023年 ロイター/Emily Elconin)
[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米政権は新型コロナウイルスの新たな感染の波に対応し、米国民全員に今秋のコロナワクチン追加接種を促す方針だ。政権高官が20日、明らかにした。
高官によると、米疾病対策センター(CDC)の集計でコロナ感染者数やコロナ感染による入院者数は増えているが、全体の水準は低くとどまっている。
米モデルナは17日、コロナのオミクロン型から派生した変異ウイルス「EG.5」(通称エリス)と「FL1.5.1」(通称フォルナックス)向けに開発しているワクチンについて、初期の研究データでヒトへの有効性が示されたと発表。
また、同社のほか、米ノババックス、米ファイザーやその提携相手の独ビオンテックなどがオミクロン変異株「XBB.1.5」に対応するワクチンを既に開発している。
各社の新派生型に対応したワクチンは米欧当局の承認が得られれば、秋の接種に向け数週間内に提供可能になる見通し。