インドネシアＣＰＩ、7月は前年比＋3.08％ 予想とほぼ一致

[ジャカルタ １日 ロイター] - インドネシア統計局が１日発表した７月の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は前年比３．０８％に鈍化し、中央銀行の目標レンジ（２─４％）の中間に近づいた。ロイターがまとめた市場予想（３．１％）とほぼ一致した。

政府が価格を統制する不安定な食品価格を除くコアインフレ率は２．４３％で、前月の２．５８％から予想以上に鈍化した。

インフレ率は昨年９月に６％のピークに達して以降、徐々に鈍化している。

中銀は物価上昇圧力を抑えるため、昨年８月から今年１月にかけて計２２５ベーシスポイント（ｂｐ）の利上げを実施した。