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ノルウェー石油掘削労組、政府仲介で交渉再開へ 決裂ならスト実施も

2023年05月25日(木)12時46分

 ノルウェーで24日、約8000人の石油掘削作業員が関わる賃金交渉が決裂した。複数の労働組合が明らかにしたもので、年内にストが実施されるリスクが高まった。写真は北海にあるノルウェー・エクイノールの油田プラットフォーム。2019年12月撮影(2023年 ロイター/Ints Kalnins)

[オスロ 24日 ロイター] - ノルウェーで24日、約8000人の石油掘削作業員が関わる賃金交渉が決裂した。複数の労働組合が明らかにしたもので、年内にストが実施されるリスクが高まった。

交渉は政府が任命する調停人の下で後日再開される予定だ。これが決裂すれば、ストに突入する可能性がある。

ストによる石油・天然ガス生産への影響は短期的にはなさそうだが、長期的に見ると拡張計画や新油田の操業開始の遅延など、影響が大きくなる可能性がある。

同国エネルギー大手エクイノールや米コノコフィリップスなどの企業に直接雇用されている石油生産労働者については、今月賃金面で合意に達し、主要な油田やガス田でのストは回避された。

直接雇用ではない掘削作業員は、直近では2018年にストを決行した。

ロイター
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