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ロシア軍、ウクライナ東部バフムトを砲撃 大規模攻撃の前哨戦か

ウクライナ東部の戦略的要衝バフムトが13日、ロシア軍から激しい砲撃を受けた。9日撮影(2023年 ロイター/Yevhenii Zavhorodnii)
[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナ東部の戦略的要衝バフムトが13日、ロシア軍から激しい砲撃を受けた。ロシアのウクライナ侵攻開始から丸1年が過ぎようとする中、ロシアによる新たな大規模攻撃の前哨戦とみられている。
ロシア軍によるバフムトへの攻撃はロシアの民間軍事会社ワグネルからの派遣部隊が先陣を切っており、小さいながらも着実に成果を上げているという。ロシア軍による新たな砲撃により現地の状況は一段と深刻化している。
ウクライナ軍幹部は「都市やその近郊、周辺全体、そして基本的にはバフムト方面およびコスチャンチニフカ全体が狂気かつ混沌とした砲撃を受けている」と指摘。現在、市街地では戦闘は行われていないが、防衛部隊はどのような攻撃にも対応できるように準備しているとした。
ロシア国防省は、軍がウクライナ戦線を巡り4日間で西へ2キロ前進することができたとする声明を出した。インタファクス通信が13日に報じた。
ウクライナ軍によると、前線に沿ってロシア軍の砲撃があり、バフムト近郊の16集落が砲撃された一方、過去1日間でバフムト近郊、ハリコフ、ルガンスク、ザポロジエ地方で多くの攻撃を撃退したという。
*動画を付けて再送します。