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米軍幹部、25年までの台湾有事警告 内部メモで

米空軍のマイク・ミニハン大将は内部メモで、米国は台湾有事で2年以内に中国と戦うことになるとの認識を示した。米空母ニミッツ艦上で27日撮影(2023年 ロイター/Joseph Campbell)
[ワシントン 28日 ロイター] - 米空軍のマイク・ミニハン大将は内部メモで、米国は台湾有事で2年以内に中国と戦うことになるとの認識を示した。NBCニュースが報道したメモのコピーをロイターが確認した。
メモは2月1日付だが1月27日に送られていた。「私が間違っていることを望むが、25年に戦う予感がする」と記されている。
国防総省の見解ではないが、軍上層部による台湾有事への懸念を示したものとみられる。メモでは、24年には米大統領選と台湾総統選が予定されており中国が軍事行動に出る機会になる可能性が指摘されている。
国防総省のある高官は「中国を巡る国防総省の見解を示したものではない」と語った。
国防総省のライダー報道官はコメント要請に対し「中国との競争は重要な挑戦で、今後も同盟国やパートナー国とともに平和的かつ自由で開かれたインド太平洋の維持に向けた取り組みに重点を置く」と表明した。