北朝鮮、サイバー攻撃巡る米高官発言に反発

　北朝鮮外務省は７月２３日、同国のサイバー攻撃能力に触れた米ホワイトハウス高官の発言を非難するとともに、米国の「侵略」に対抗し続けると表明した。６月２９日撮影（２０２２年　ロイター/Dado Ruvic/Illustration）

[ソウル ２３日 ロイター] - 北朝鮮外務省は２３日、同国のサイバー攻撃能力に触れた米ホワイトハウス高官の発言を非難するとともに、米国の「侵略」に対抗し続けると表明した。国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が伝えた。

ＫＣＮＡによると、ニューバーガー米国家安全保障担当副補佐官（サイバー・先端技術担当）は２０日、北朝鮮は「国を装って」収益を追求する犯罪シンジケートだと述べたとされる。

ＫＣＮＡは外務省報道官のコメントを引用し、「結局のところ、かつては『無条件の対話』や『外交的関与』というベールに覆われていた、最も卑劣な敵対政策の真の姿を米政権は明らかにした」と報じた。米国は「世界で唯一無二の犯罪者集団」だとした。