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燃油の価格抑制補助金、19日からは36.1円支給に増額=経産省
5月18日、経済産業省は、ガソリンなどの価格上昇を抑制するために行っている元売り各社への補助金について、19日から25日は1リットル当たり36.1円を支給すると発表した。写真は都内で2015年8月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 18日 ロイター] - 経済産業省は18日、ガソリンなどの価格上昇を抑制するために行っている元売り各社への補助金について、19日から25日は1リットル当たり36.1円を支給すると発表した。前週の34.7円から増額した。
直近の原油価格などから23日のガソリン全国平均価格は205.2円と予測される。基準価格である168円との差が37.2円となるため、上限の35円に超過分2.2円の2分の1にあたる1.1円を加える。
16日時点のレギュラーガソリン全国平均小売価格は前週調査と比べて0.7円値下がりし1リットル当たり170.4円だった。5週間連続で値下がりした。
資源エネルギー庁によると、直近の原油価格の上昇分から、16日のガソリン平均価格は202.7円になると予測されていたが、激変緩和措置により32.3円抑制されたという。
政府は4月26日、激変緩和措置の拡充を決定した。支給額の上限を25円から35円に引き上げ、超過分についても2分の1を支援する制度を設ける。また、これまでガソリン全国平均価格172円としていた基準価格を168円に引き下げ、ガソリン、軽油、灯油、重油に加え、航空機燃料も対象とした。9月末までの実施としており、一定期間経過後、基準価格の見直しを検討する。