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テキサス州知事、2020年大統領選に関する監査の正当性を主張
米南部テキサス州のアボット知事(写真)は26日、州内4つの郡で予定されている2020年大統領選の選挙結果を検証する「監査」の正当性を主張した。テキサス州デル・リオで21日撮影(2021年 ロイター/MARCO BELLO)
[26日 ロイター] - 米南部テキサス州のアボット知事は26日、州内4つの郡で予定されている2020年大統領選の選挙結果を検証する「監査」の正当性を主張した。
トランプ前大統領は先週アボット氏に宛てた公開書簡で、テキサス州議会で審議されている法案(HB 16)を支持するよう求めた。この法案は、各政党の郡トップが20年の選挙結果の見直しを求めることを可能にする。
トランプ氏が公開書簡を出した後、州務長官のオフィスは人口最多の4つの郡(ダラス郡、ハリス郡、タラント郡、コリン郡)での監査を命じた。バイデン氏はハリス郡、ダラス郡、タラント郡の一般投票で勝利している。一方、トランプ氏はコリン郡で勝利している。
アボット氏はFOXニュースとのインタビューで、監査が税金の無駄遣いだとは思わないと述べた。トランプ氏はテキサス州でバイデン氏を引き離して勝利している。
アボット氏は「政府ではあらゆる面で監査が行われている」と述べ「われわれはあらゆる事に関する監査を行うのに、民主主義の基本である選挙の監査に対して人々はなぜ懸念を示すのか」と語った。
アリゾナ州では24日、大統領選の結果を共和党が独自に検証した調査の結果が公表されたが、バイデン氏の勝利結果は覆らなかった。