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イングランドとウェールズ、昨年の死者は過去100年で最多=当局者

2021年01月07日(木)10時12分

 1月6日、英国家統計局(ONS)のニック・ストライプ氏はツイッターで、2020年はイングランドとウェールズの死者数が過去1世紀超で最も多かったと明らかにした。写真はロンドンで5日撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 6日 ロイター] - 英国家統計局(ONS)のニック・ストライプ氏は6日、ツイッターで、2020年はイングランドとウェールズの死者数が過去1世紀超で最も多かったと明らかにした。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による超過死亡増加が原因という。

過去52週間に両国で確認された死者は約64万4000人と、過去5年平均を7万3000人(14%)上回った。

同氏によると、1900年以降で死者が60万人を上回ったのは、スペイン風邪と呼ばれたインフルエンザが流行した1918年のみだった。

同氏は「超過死亡で見ると、今年初めは過去5年の平均を下回っていた。その後、新型コロナにより春に大きなピークがあり、1回目のロックダウン(都市封鎖)まで続いた」と投稿した。

この数字は、人口調整後の超過死亡が1940年以来最高になることを示している、とも指摘した。

ロイター
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