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米上院2議席巡るジョージア州決選投票は大接戦、結果は翌日以降に
米南部ジョージア州で5日、連邦議会上院の勢力図を決める2議席を巡って決戦投票が行われ、開票速報によると大接戦になっている。写真は、上院選をテーマにしたアトランタ市のイベント会場で2021年1月5日に撮影。(2021年 ロイター/Brian Snyder)
[アトランタ/ワシントン 5日 ロイター] - 米南部ジョージア州で5日、連邦議会上院の勢力図を決める2議席を巡って決戦投票が行われ、開票速報によると大接戦になっている。
エジソン・リサーチによると、開票率96%の段階で共和党の現職パーデュー氏と民主党候補でドキュメンタリー映画プロデューサーのオソフ氏の得票率はいずれも50.0%だが、パーデュー氏が約3000票差でリードしている。
また共和党の現職ロフラー氏と民主党候補で黒人牧師のワーノック氏の争いは、開票率95%の時点で得票率はワーノック氏50.2%、ロフラー氏49.8%と差は1%ポイント以内となっている。
エジソン・リサーチの出口調査では、11月の大統領選でトランプ大統領に投票した人とバイデン氏に投票した人がほぼ半々だったことも明らかになった。共和・民主のどちらが上院を制すべきかについても有権者の見方が拮抗していることが示され、決選投票は接戦となる公算だ。
出口調査は、期日前投票をした人と5日に投票した人を含む5200人超を対象に実施された。
ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官は開票作業をいったん中断し、6日に再開すると明らかにした。
CNNの番組で、あと1時間ほどで開票作業を中断することになるだろうと述べ、順調に行けば現地時間6日正午までに情勢がより明確になっているとの見方を示した。