ニュース速報

ワールド

米上院2議席巡るジョージア州決選投票は大接戦、結果は翌日以降に

2021年01月06日(水)14時55分

米南部ジョージア州で5日、連邦議会上院の勢力図を決める2議席を巡って決戦投票が行われ、開票速報によると大接戦になっている。写真は、上院選をテーマにしたアトランタ市のイベント会場で2021年1月5日に撮影。(2021年 ロイター/Brian Snyder)

[アトランタ/ワシントン 5日 ロイター] - 米南部ジョージア州で5日、連邦議会上院の勢力図を決める2議席を巡って決戦投票が行われ、開票速報によると大接戦になっている。

エジソン・リサーチによると、開票率96%の段階で共和党の現職パーデュー氏と民主党候補でドキュメンタリー映画プロデューサーのオソフ氏の得票率はいずれも50.0%だが、パーデュー氏が約3000票差でリードしている。

また共和党の現職ロフラー氏と民主党候補で黒人牧師のワーノック氏の争いは、開票率95%の時点で得票率はワーノック氏50.2%、ロフラー氏49.8%と差は1%ポイント以内となっている。

エジソン・リサーチの出口調査では、11月の大統領選でトランプ大統領に投票した人とバイデン氏に投票した人がほぼ半々だったことも明らかになった。共和・民主のどちらが上院を制すべきかについても有権者の見方が拮抗していることが示され、決選投票は接戦となる公算だ。

出口調査は、期日前投票をした人と5日に投票した人を含む5200人超を対象に実施された。

ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官は開票作業をいったん中断し、6日に再開すると明らかにした。

CNNの番組で、あと1時間ほどで開票作業を中断することになるだろうと述べ、順調に行けば現地時間6日正午までに情勢がより明確になっているとの見方を示した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

イーライリリー、米新工場に270億ドル投資へ トラ

ワールド

トランプ氏「DEIはデマ!」、アップルに多様性施策

ワールド

訂正-500万ドルで富裕投資家に米永住権付与、トラ

ワールド

EU外相、今週の訪米中に米国務長官と会談せず 「日
MAGAZINE
特集:破壊王マスク
特集:破壊王マスク
2025年3月 4日号(2/26発売)

「政府効率化省」トップとして米政府機関に大ナタ。イーロン・マスクは救世主か、破壊神か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほうがいい」と断言する金融商品
  • 3
    東京の男子高校生と地方の女子の間のとてつもない教育機会の格差
  • 4
    日本の大学「中国人急増」の、日本人が知らない深刻…
  • 5
    【クイズ】アメリカで2番目に「人口が多い」都市はど…
  • 6
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 7
    「縛られて刃物で...」斬首されたキリスト教徒70人の…
  • 8
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    見逃さないで...犬があなたを愛している「11のサイン…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チームが発表【最新研究】
  • 4
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 5
    障がいで歩けない子犬が、補助具で「初めて歩く」映…
  • 6
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」…
  • 7
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほ…
  • 8
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 9
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 10
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中