ニュース速報

ワールド

マレーシア首相、14日間自主隔離へ 閣僚のコロナ感染受け

2020年10月06日(火)08時02分

 マレーシアのムヒディン首相は10月5日、新型コロナウイルス感染が判明した閣僚と先週接触していたため、14日間の隔離生活に入ると発表した。8月28日、プトラジャヤで撮影(2020年 ロイター/Lim Huey Teng)

[クアラルンプール 5日 ロイター] - マレーシアのムヒディン首相は5日、新型コロナウイルス感染が判明した閣僚と先週接触していたため、14日間の隔離生活に入ると発表した。

ムヒディン氏(73)は3日にズルキフリ宗教担当相と会議に参加し、その2日後にズルキフリ氏がコロナ検査で陽性反応が出たという。首相によると、自身のこれまでの検査は全て陰性で、最後に検査を行ったのは9月29日だった。

国営ベルナマ通信によると、他に会議に参加したのは安全保障担当大臣と保健省の高官、警察・軍の幹部らだった。保健省は、全出席者の検査を実施すると表明した。

マレーシアでは、早い段階でクラスター(感染者集団)が発生していたサバ州で先月に議会選挙が行われて以来、全国のコロナ感染者が増加し続けている。5日の新規感染者は432人と、1日当たりの過去最多を更新した。

ムヒディン氏とズルキフリ氏を含む複数の閣僚は選挙活動のためサバ州を訪れており、首都クアラルンプールに戻ってから自主隔離を行わなかったことが批判されている。サバ州訪問後も複数のイベントに出席している。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国8月鉱工業生産・小売売上高伸び鈍化、刺激策が急

ワールド

アングル:学校から排除されたアフガン少女、頼みの綱

ワールド

アングル:水大量消費のデータセンター、干ばつに苦し

ワールド

アングル:米国のインフルエンサー操るロシア、大統領
MAGAZINE
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
特集:ニュースが分かる ユダヤ超入門
2024年9月17日/2024年9月24日号(9/10発売)

ユダヤ人とは何なのか? なぜ世界に離散したのか? 優秀な人材を輩出した理由は? ユダヤを知れば世界が分かる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 3
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 4
    広報戦略ミス?...霞んでしまったメーガン妃とヘンリ…
  • 5
    ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライ…
  • 6
    ウクライナ「携帯式兵器」、ロシアSu-25戦闘機に見事…
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    ウィリアムとヘンリーの間に「信頼はない」...近い将…
  • 9
    キャサリン妃、化学療法終了も「まだ完全復帰はない…
  • 10
    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは...」と飼い主...住宅から巨大ニシキヘビ押収 驚愕のその姿とは?
  • 3
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレイグの新髪型が賛否両論...イメチェンの理由は?
  • 4
    【現地観戦】「中国代表は警察に通報すべき」「10元…
  • 5
    「令和の米騒動」その真相...「不作のほうが売上高が…
  • 6
    アメリカの住宅がどんどん小さくなる謎
  • 7
    メーガン妃が自身の国際的影響力について語る...「単…
  • 8
    強烈な炎を吐くウクライナ「新型ドローン兵器」、ロ…
  • 9
    ロシア国内の「黒海艦隊」基地を、ウクライナ「水上…
  • 10
    【クイズ】自殺率が最も高い国は?
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    ウクライナの越境攻撃で大混乱か...クルスク州でロシア軍が誤って「味方に爆撃」した決定的瞬間
  • 3
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 4
    電子レンジは「バクテリアの温床」...どう掃除すれば…
  • 5
    ハッチから侵入...ウクライナのFPVドローンがロシア…
  • 6
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 7
    日本とは全然違う...フランスで「制服」導入も学生は…
  • 8
    「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘…
  • 9
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 10
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中