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ロシア大統領、新型コロナで「最悪シナリオ回避」 状況は安定
2020年05月28日(木)04時05分
ロシアのプーチン大統領は27日、新型コロナウイルスへのタイムリーで的を絞った対応が効果を発揮し、状況は安定してきたと述べ、最悪のシナリオは回避できたという認識を示した(2019年 ロイター/SPUTNIK)
[モスクワ 27日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は27日、新型コロナウイルスへのタイムリーで的を絞った対応が効果を発揮し、状況は安定してきたと述べ、最悪のシナリオは回避できたという認識を示した。
プーチン氏は「モスクワは他の国内都市と同様、非常に安定してきた。市のコロナ感染者は半減し、入院数よりも退院数の方が多い」とした上で「最悪のシナリオは間違いなく回避できた」と述べた。
こうした中、モスクワのソビアニン市長は、6月1日から都市封鎖(ロックダウン)を緩和する予定で、市民は一定時間内の散歩が許可されるほか、食品以外の一部店舗も営業再開が可能になると明らかにした。
当局が27日に発表した国内の新規感染者数は8338人で、累計では37万0680人と、ブラジル、米国についで3番目に多い。一方、公式の死者数は累計で3968人と、他の国々と比較して少ない。
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