ニュース速報

ワールド

英政権、20日にEU離脱法案を議会提出=首相報道官

2019年12月17日(火)06時24分

ジョンソン英首相の報道官は、政府が20日にEU離脱法案を議会に提出し、クリスマスまでに採決に向けた手続きを開始したい考えと述べた。写真はジョンソン首相。13日、ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Lisi Niesner)

[ロンドン 16日 ロイター] - ジョンソン英首相の報道官は16日、政府が20日に欧州連合(EU)離脱法案を議会に提出し、クリスマスまでに採決に向けた手続きを開始したい考えと述べた。

12日投開票の総選挙でジョンソン首相率いる与党・保守党が下院で単独過半数を握ったことから、離脱法案は可決されるとみられる。

報道官は、新下院議長との同意を得て、「クリスマスまでに手続きを開始する計画」と述べた。

離脱法案はEUとの合意を反映した内容とした上で、年明け1月末にEUを離脱し、2020年末までにEUとの通商協定を取り付けることが優先課題と強調した。

また、報道官によると、ジョンソン首相はこの日、トランプ米大統領と電話会談を行った。声明で「両首脳は米英関係の重要性について協議し、安全保障のほか、野心的な自由貿易協定を巡る交渉を含む貿易面での緊密な連携の継続に期待を表明した」と明らかにした。

ジャビド英財務相も同日、ムニューシン米財務長官と電話会談した。同相の報道官は「ブレグジット(EU離脱)後の将来の好機を巡る両国の協議を見据え、両氏の対話は貿易に焦点が当てられた」と述べた。

*内容を追加します。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国、米に最大15%の報復関税 グーグル独禁法調査

ビジネス

UBS、第4四半期利益が予想上回る 30億ドルの自

ワールド

中国独禁当局、グーグルに対する調査開始 米への対抗

ワールド

インドネシア政府、国営投資機関設立へ 当初資本金6
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我との違い、危険なケースの見分け方とは?
  • 4
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 5
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 6
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 7
    メーガン妃からキャサリン妃への「同情発言」が話題…
  • 8
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 9
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」…
  • 10
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 7
    緑茶が「脳の健康」を守る可能性【最新研究】
  • 8
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」…
  • 9
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 10
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中