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米韓FTA見直し案、国連総会中に調印も=トランプ大統領

2018年09月19日(水)12時26分

 9月18日、トランプ米大統領(写真)は、先に韓国と大筋合意している自由貿易協定(FTA)の見直し案について、国連総会中に両国が調印する可能性を示唆した。写真はワシントンで17日撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、先に韓国と大筋合意している自由貿易協定(FTA)の見直し案について、国連総会中に両国が調印する可能性を示唆した。

大統領は「韓国との貿易協定については、完全に再交渉を行い、調印する準備が整っている。われわれは国連総会中かその直後に調印する可能性がある」と語った。また「これまでは米国にとってひどい協定だったが、公平な内容になった」と述べた。

韓国産業通商資源省の当局者は、米韓首脳が国連総会中に調印する可能性に備えて同省が準備を行っていると明らかにした。また、2019年1月1日の発効が期待されているが、批准の状況次第だとした。

トランプ政権はこれとは別に、米通商拡大法に基づき自動車と部品に対する最大25%の関税を検討している。

韓国はこれまでに、FTA見直しの一環で自動車分野でも既に譲歩しているため、自動車関税の適用は免除されるべきとの見方を示している。

大統領側近によると、現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長は16日、自動車関税の免除についてロス米商務長官らと協議するため米国に向けて出発した。

*内容を追加し、カテゴリーを広げました。

ロイター
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