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米ロのサイバーセキュリティー組織、実現には時間=ロシア高官
2017年07月10日(月)20時06分
7月10日、ドイツで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議でロシアのシェルパ(首脳の補佐役)を務めたスベトラーナ・ルカシュ氏は、米ロ首脳会談(写真)でプーチン大統領が提案した二国共同のサイバーセキュリティー組織が直ちに実現するとは思わないと述べた。7日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[モスクワ 10日 ロイター] - ドイツで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議でロシアのシェルパ(首脳の補佐役)を務めたスベトラーナ・ルカシュ氏は10日、米ロ首脳会談でプーチン大統領が提案した二国共同のサイバーセキュリティー組織が直ちに実現するとは思わないと述べた。
ルカシュ氏は会見で「プーチン大統領が作業部会の設置を提案したが、すぐに作業が始まるという意味ではない」との見解を示した。
トランプ氏は9日、ロシアとのサイバーセキュリティー組織創設の考えについて実現できるとは思わないとツイッターに投稿し、自身の考えを撤回。その数時間前には、複数の共和党議員がロシア政府は信用できないとして、同案を批判していた。
ルカシュ氏によると、首脳会談ではサイバーセキュリティー問題が40分以上も話し合われたという。
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