ニュース速報

ワールド

中国、126カ所でスモッグ監視 健康への影響調査

2016年12月26日(月)11時34分

 12月24日、中国の保健当局高官は23日、同国北部で続くスモッグが健康に与える影響を調べるため、全国の126カ所に監視地点を置くことを明らかにした。写真は厚いスモッグに覆われている町の様子。山西省清徐県で撮影(2016年 ロイター/Jason Lee)

[上海 24日 ロイター] - 中国の保健当局高官は23日、同国北部で続くスモッグが健康に与える影響を調べるため、全国の126カ所に監視地点を置くことを明らかにした。

先週は北部の広い範囲で大気汚染によるスモッグが続き、最も深刻な汚染が予想される場合に出される「赤色警報」が北京を含む24都市で発令された。

国家衛生計画出産委員会の副主任は会見で、新たな監視システムによってスモッグが各地の市民に与える影響範囲を把握できると説明した。

国際エネルギー機関(IEA)が今年発表した報告によると、中国では毎年、大気汚染が原因で120万人が早死し、平均寿命を2年以上押し下げているという。

ロイター
Copyright (C) 2016 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:メキシコ大統領が麻薬組織対応に軍動員、ト

ビジネス

米国株式市場=下落、年末控え利益確定売り

ビジネス

NY外為市場=円、対ドルで反発 日銀の利上げ局面近

ワールド

北朝鮮兵、クルスク州で大きな損失 ロシアは保護せず
MAGAZINE
特集:ISSUES 2025
特集:ISSUES 2025
2024年12月31日/2025年1月 7日号(12/24発売)

トランプ2.0/中東&ウクライナ戦争/米経済/中国経済/AI......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 2
    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」が話題に...「イマン王女が可愛すぎる」とファン熱狂
  • 3
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3個分の軍艦島での「荒くれた心身を癒す」スナックに遊郭も
  • 4
    なぜ「大腸がん」が若年層で増加しているのか...「健…
  • 5
    ロシア軍の「重要」飛行場を夜間に襲撃...ウクライナ…
  • 6
    わが子の亡骸を17日間離さなかったシャチに新しい赤…
  • 7
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 8
    流石にこれは「非常識」?...夜間フライト中に乗客が…
  • 9
    地下鉄で火をつけられた女性を「誰も助けず携帯で撮…
  • 10
    ウクライナの逆襲!国境から1000キロ以上離れたロシ…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 5
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 6
    ウクライナの逆襲!国境から1000キロ以上離れたロシ…
  • 7
    オレンジの閃光が夜空一面を照らす瞬間...ロシア西部…
  • 8
    9割が生活保護...日雇い労働者の街ではなくなった山…
  • 9
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 10
    なぜ「大腸がん」が若年層で増加しているのか...「健…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 8
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中