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独メルケル連立政権の支持率が13年以来最低に=ビルト紙

2月19日、日刊紙ビルト紙が世論調査会社INSAに委託した調査で、ドイツのメルケル首相(写真)率いる、保守大連立政権の支持率が2.5%下がり、2013年9月の総選挙以来最低水準の32.5%になった。13日撮影(2015年 ロイター/Fabrizio)
[ベルリン 19日 ロイター] - 日刊紙ビルト紙が世論調査会社INSAに委託した調査で、ドイツのメルケル首相(キリスト教民主同盟)率いる、保守大連立政権の支持率が2.5%下がり、2013年9月の総選挙以来最低水準の32.5%になった。同紙が19日伝えた。
同調査では、右派ポピュリスト政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の支持率が12.5%となり、1%上昇したことも判明した。他機関による調査と比べ、INSA調査でのAfD支持率は、若干高めになる傾向があるという。
同紙は、支持率低下の理由を挙げなかったが、難民問題が取り沙汰されて以来、メルケル首相と首相が率いる連立政権の支持率は下降傾向にある。