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独住宅価格、第2四半期は統計開始以来最大の落ち込み 高金利響く
2023年09月25日(月)14時51分

ドイツ連邦統計庁が22日発表した第2・四半期の住宅価格は前年同期比9.9%下落し、2000年の統計開始以来最大の落ち込みとなった。資料写真、2021年4月、ベルリン(2023年 ロイター/Michele Tantussi)
[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が22日発表した第2・四半期の住宅価格は前年同期比9.9%下落し、2000年の統計開始以来最大の落ち込みとなった。高金利と資材価格上昇が響いた。
前期比では1.5%下落。より人口の多い地域の下落幅が大きかった。
ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンなどの都市の集合住宅価格は前年比*9.8%下落。戸建て住宅の価格は12.6%下落した。
ドイツは年40万戸の集合住宅建設を目指しているが、達成に苦慮している。
業界団体GdWは22日、現状に警鐘を鳴らし、政府に建設業界支援を求めた。政府は25日に業界と現状を協議する予定。
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