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米オキシデンタル、二酸化炭素回収技術会社を買収へ 11億ドル

8月15日、 米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムは、大気から二酸化炭素を除去する技術を手がけるカーボン・エンジニアリングを11億ドルで買収することに合意した。写真はオキシデンタル・ペトロリアムのロゴ。ニューヨーク証券取引所で2019年4月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)
[15日 ロイター] - 米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムは15日、大気から二酸化炭素を除去する技術を手がけるカーボン・エンジニアリングを11億ドルで買収することに合意した。炭素回収施設の開発に役立てることが狙い。
オキシデンタルは、直接空気回収(DAC)として知られる大気中から直接二酸化炭素を回収する技術を利用するプラントを100基ほど建設する計画。
DAC技術は商業化の初期段階にあり、経済的に機能し利益を生むことを証明するためには数十億ドルの投資が必要とされる。
両社によると、買収は年末までに完了する見込み。
オキシデンタルは、DAC技術に関してカーボン・エンジニアリングと2019年以来提携してきたと説明した。