ニュース速報
ビジネス
テスラ、インドネシアでEV電池材料生産に投資へ=政府高官

8月14日、インドネシアのルフット・パンジャイタン海洋・投資担当調整相は、米EV大手テスラが同国でバッテリー材料生産への投資を計画しており、数カ月以内に発表すると発表した。写真はテスラのロゴ。ベルンで2020年10月撮影(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)
[ジャカルタ 14日 ロイター] - インドネシアのルフット・パンジャイタン海洋・投資担当調整相は14日、米電気自動車(EV)大手テスラが同国でバッテリー材料生産への投資を計画しており、数カ月以内に発表すると発表した。
インドネシアはEVバッテリー用に加工できるニッケルの豊富な埋蔵量の活用を目指し、テスラに同国でのバッテリーと自動車の生産への投資を以前から呼びかけている。
パンジャイタン氏はインスタグラムへの投稿で、先ごろ代表団がサンフランシスコを訪れた際、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と会談し、マスク氏が投資計画について話したと明らかにした。
パンジャイタン氏によると、マスク氏はリチウム電池用材料生産へ投資したいが、自動車生産工場の建設は考えていないと述べた。
さらにマスク氏は、同氏が率いる宇宙開発企業スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」によってインドネシアの各地にインターネットを提供するという。