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シンガポールGDP、第2四半期は前期比0.3%増 景気後退回避
[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール貿易産業省が14日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増で、前期の0.4%減からプラス成長に転じ、景気後退(リセッション)入りを回避した。
ロイターがまとめたエコノミスト4人の予想と一致した。
GDPの前年比は0.7%増と、伸び率は前期の0.4%から加速し、市場予想の0.6%も上回った。
政府は今年のGDP伸び率予想を0.5─2.5%としている。
貿易産業省は5月に国内経済が今年リセッションに陥ることはないとの見方を示したが、年内の外需見通しは弱まったとしていた。
インフレ率は上半期に高止まりしていた。ただ、当局はコアインフレ率が下半期に一段と緩やかになるとの見通しを示している。
シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は4月に金融政策の現行維持を決めた。MASはそれまで5回連続で政策を引き締めていた。
OCBCのエコノミスト、セレナ・リン氏は、速報値段階では定義上の景気後退を回避したが、改定値は最近の中国経済減速を受けて下方修正される可能性があると指摘した。また、10月に予定されるMASの会合で金融政策の変更は見込んでいないと述べた。