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中国不動産セクター、低迷長期化へ 経済に足かせ=ゴールドマン

6月12日、米ゴールドマン・サックスのアナリストは中国の不動産セクターについて、何年にもわたって「持続的な弱さ」に悩まされ、同国の経済成長の足かせになるとの見方を示した。写真は中国の広西チワン族自治区桂林市の集合住宅建設現場で2022年9月に撮影。ロイターTVの動画より(2023年 ロイター)
[北京 12日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのアナリストは中国の不動産セクターについて、何年にもわたって「持続的な弱さ」に悩まされ、同国の経済成長の足かせになるとの見方を示した。
顧客向けリポートで民間開発業者の資金調達と中小都市の弱さが顕著と分析した。不動産業界への経済・財政的依存を減らすことを政策当局は望んでいるようだと指摘した。
「このため、不動産セクターについては今後数年間『L字型』回復しか想定していない」と記した。
「政策の優先順位は数年にわたる減速を管理することのようだ」とし、2015─18年に低所得の都市部で実施したリノベーション支援措置を再び行うとは予想していないとした。
住宅購入者に対する信用条件の緩和、住宅ローン金利や頭金比率の引き下げ、大都市における住宅の購入・転売制限緩和などの追加措置が打ち出されるだろうとした。
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