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SVB破綻でゴールドマンの役割調査を、民主党議員らが要請

2023年03月20日(月)14時36分

 3月17日、米民主党の議員グループは、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻におけるゴールドマン・サックスの役割について調査を求める書簡を規制当局と司法省に送った。写真はゴールドマンのロゴ。ニューヨークで2021年7月撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[ワシントン 17日 ロイター] - 米民主党の議員グループは、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻におけるゴールドマン・サックスの役割について調査を求める書簡を規制当局と司法省に送った。アダム・シフ下院議員(カリフォルニア州選出)の事務所が17日に明らかにした。

書簡はシフ氏のほか同州議会の19人の議員が、ガーランド司法長官、証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長、連邦預金保険公社(FDIC)のグルエンバーグ総裁に宛てたもの。

議員らは「SVBへの助言と同行の債券ポートフォリオ購入におけるゴールドマンの役割を巡る懸念」を表明した。

カリフォルニア州規制当局は10日、SVBを閉鎖し、FDICを管財人に任命した。

関係筋によると、米検察当局はSVB破綻を巡って調べているという。

ゴールドマンは書簡に関する取材に現時点で応じていない。

SVBの持ち株会社SVBファイナンシャルは14日、大量の預金流出の一因となった保有債券の売却について、売却先がゴールドマンだったことを明らかにした。

議員らはこの日がSECの規定で4営業日以内とされる開示期間の最終日だったと指摘。「ゴールドマンがSVBの破綻から利益を得るため、アドバイザーとしての役割を『独立した』立場で行っていたかどうかを分析するよう強く求める」とした。

ロイター
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