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12月の英小売店客足、ショッピングセンターなどで回復
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市場調査会社スプリングボードが発表したデータによると、12月の英国の買い物客数は前月比5.8%、前年比9.9%それぞれ増加した。ロンドンで2022年12月撮影(2023年 ロイター/Maja Smiejkowska)
[ロンドン 5日 ロイター] - 市場調査会社スプリングボードが発表したデータによると、12月の英国の買い物客数は前月比5.8%、前年比9.9%それぞれ増加した。
新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の水準は10.9%下回り、11月の11.4%から差が縮小した。
一方、スプリングボードのダイアン・ウェールレ氏は「生活費上昇に伴う家計負担が1月に顕著になり、2023年第1・四半期は小売業にとって困難な状況になることは疑いの余地がない」と指摘する。
スプリングボードによると、鉄道ストを受けて客足が目抜き通りの小売店から車でのアクセスが良いショッピングセンターなどにシフトした。
ロンドン中心部の客足は前年比12.7%増加。ショッピングセンターは3.6%増となった。