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ドイツ、中国系企業による国内半導体工場取得を承認へ=国内紙
2022年10月27日(木)20時07分
独経済紙ハンデルスブラットは27日、ドイツ政府が、ドルトムントに本拠を置くエルモス・セミコンダクターの工場を中国系企業が買収するのを承認する予定だと伝えた。半導体、2月撮影。(2022年 ロイター/Florence Lo/Illustration/File Photo)
[ベルリン 27日 ロイター] - 独経済紙ハンデルスブラットは27日、ドイツ政府が、ドルトムントに本拠を置くエルモス・セミコンダクターの工場を中国系企業が買収するのを承認する予定だと伝えた。
報道によると、ドイツ経済省は、エルモスの半導体工場を中国サイ・マイクロエレクトロニクス(賽微電子)傘下のスウェーデン企業シレックス・マイクロシステムズが取得する計画を審査しており、数週間内に承認する見込み。承認は、政府が情報機関からの忠告を退ける可能性が高いことを意味するとしている。
ロイターは経済省にコメントを求めたが返答はない。エルモスの広報担当者はコメントを控えた。
エルモスは昨年12月、ドルトムントのウエハー工場を約8500万ユーロ(8528万ドル)相当でシレックスに売却することで合意したと発表した。
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