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中国保険大手AIA、上期の新規契約が13%減 中国本土が低迷

2022年08月25日(木)14時35分

 8月25日、アジアの保険大手AIAグループは、新たに獲得した保険契約の価値を示す新契約価値(NBV)が上期に前年比13%減少し、15億4000万ドルとなったと発表した。写真は香港で2015年2月撮影(2022年 ロイター/Bobby Yip)

[香港 25日 ロイター] - アジアの保険大手AIAグループは25日、新たに獲得した保険契約の価値を示す新契約価値(NBV)が上期に前年比13%減少し、15億4000万ドルとなったと発表した。新型コロナウイルスの影響で主要市場である中国本土などで販売が低迷したことが影響した。

一方、今後は収益の回復が期待できるとの見通しを示した。

上期の中国本土のNBVは24%減少した。一方、香港とマカオのNBVは3%増加した。新型コロナの感染が落ち着いたことや中国本土の人がマカオでの保険契約が増加した。

中国本土と香港は新規契約の伸び全体の約58%占めた。

ガース・ジョーンズ最高財務責任者(CFO)は25日ロイターとのインタビューで、中国の小規模都市に「大きな可能性」があるとし、未開拓の市場に支店を開設するための承認を得る準備を進めていると述べた。

さらに「ビジネスは7月に上向いた。これは重要であり、今後を楽観している」と語った。

同社はまた、主に所有資産を管理するための部門を中国に設立することを検討していると明らかにした。

ロイター
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