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米、インフレ抑制法成立 バイデン氏が署名 4300億ドル規模

2022年08月17日(水)06時01分

バイデン米大統領は16日、4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」に署名し、同法が成立した。気候変動対策や薬価引き下げ、一部の法人税引き上げなどが盛り込まれている。ワシントンで撮影(2022年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、4300億ドル規模の「インフレ抑制法案」に署名し、同法が成立した。米史上最大級とされる気候変動対策に加え、薬価引き下げや一部の法人税引き上げなどが盛り込まれている。

バイデン大統領は署名式で「この歴史的な瞬間に、民主党は米国民に寄り添った」と強調。同時に「議会で共和党は1人残らず反対票を投じた」とし、11月の中間選挙をにらみ、野党共和党を批判した。

一方、共和党上院トップのマコネル院内総務は「民主党は昨年、米国民から資金を奪い、米経済を記録的なインフレに陥れた。今年その行動を再び行うことが民主党の解決策だ」と批判。インフレ抑制法は増税やエネルギー費の上昇につながり、米経済に逆効果という見方を示した。

ロイター
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