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ヤム・チャイナ、香港上場ステータスをプライマリーへ変更申請
8月15日、中国でケンタッキーフライドチキン(KFC)などを展開する外食大手ヤム・チャイナ・ホールディングスは、香港取引所での上場ステータスをセカンダリー上場からプライマリー上場に変更する申請を行ったと発表した。上海で6月29日撮影(2022年 ロイター/Aly Song)
[15日 ロイター] - 中国でケンタッキーフライドチキン(KFC)などを展開する外食大手ヤム・チャイナ・ホールディングスは15日、香港取引所での上場ステータスをセカンダリー上場からプライマリー上場に変更する申請を行ったと発表した。株主の承認が得られれば、10月中に手続きを完了する見通しという。
実現すればヤム・チャイナは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とのデュアル(重複)プライマリー上場となる。ただ米国では会計監査問題を巡って上場中国企業に対する規制当局の目が厳しくなっており、NYSEで上場廃止となるリスクを考慮し、香港の上場ステータス変更に踏み切ったとみられる。
米上場中国企業では電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが7月下旬、やはり香港でセカンダリー上場からプライマリー上場への切り替えを申請した。