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ワーナーメディア、22年第1四半期に動画配信サービス開始
7月19日 米通信大手AT&T傘下のメディア事業、ワーナーメディアは19日、2022年第1・四半期にサブスクリプション(定額課金)型の動画配信サービス「CNN+」 を開始すると発表した。写真は2020年7月、ミシガン州デトロイトで撮影(2021年 ロイターS/Brian Snyder)
[19日 ロイター] - 米通信大手AT&T傘下のメディア事業、ワーナーメディアは19日、2022年第1・四半期にサブスクリプション(定額課金)型の動画配信サービス「CNN+」 を開始すると発表した。
AT&Tは5月、ワーナーメディアを分離し、メディア大手ディスカバリーと統合させると発表している。
新サービスは、ケーブルチャンネルCNN、CNNインターナショナルなどとは別のサービスとなり、ニュースや質の高いドキュメンタリー番組を求めている人などがターゲット層。料金の詳細は明らかになっていない。
CNNのジェフ・ザッカー社長は2月、今年いっぱいで退任する意向を示した。退任せずに新サービスの立ち上げに関わるかどうかは不明。ザッカー氏は、新会社「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」を率いるディスカバリーのデビッド・ザスラフ最高経営責任者(CEO)の元同僚で友人でもある。
CNN+は、毎日8─12時間のライブ番組や、新サービス向けに制作するコンテンツなどを提供する。
CNNの競合、FOXニュースなども新たな収入源としてサブスクリプション型のニュースサービスを検討している。