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アップルとインテル、ソフトバンクG傘下のフォートレスを提訴

11月20日、米国のアップルとインテルは、ソフトバンクグループ傘下の米投資会社フォートレス・インベストメント・グループが特許権を買い集め、ハイテク企業を次々に訴えている行為は反トラスト法(独占禁止法)に違反するとして、カリフォルニア州北部地区連邦地裁に提訴した。写真は都内で2016年6月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)
[サンフランシスコ 20日 ロイター] - 米国のアップル
インテルは先月、同様の訴訟を起こしていたが、20日に同訴訟を取り下げ、アップルとともに新たな訴訟を起こした。
アップルは訴状で「当社は訴訟コストに加え、イノベーションではなく一連の不愉快な訴訟への対応にリソースを割かなければならないという形で、経済的な損害を受けている」と表明した。
ソフトバンクグループとフォートレスのコメントは現時点で取れていない。
インテルが先月、同様の訴訟を起こした際、フォートレスは「当社のビジネス慣行や法的見解に自信を持っており、今回の訴訟に価値はないと考えている」とコメントしていた。
アップルによると、フォートレスと関連のある複数の企業は、アップルに対し、少なくとも25の訴訟を起こしており、26億─51億ドルの損害賠償を求めている。
インテルは訴状の内容以外のコメントはできないとしている。アップルのコメントはとれていない。