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金融庁、22日からサイバー演習 仮想通貨業者ら105社が参加

2018年10月19日(金)18時17分

 10月19日、金融庁は22日から5日間にわたって金融機関を対象にサイバー演習を実施すると発表した。2013年撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 19日 ロイター] - 金融庁は19日、22日から5日間にわたって金融機関を対象にサイバー演習を実施すると発表した。今回から仮想通貨交換業者、FX業者が参加する。演習結果は各業界にフィードバックし、サイバー攻撃への対応能力の底上げを目指す。

金融庁は2016年から年1回、演習を実施しており、今回が3回目。仮想通貨交換業者9社を含む105社が参加する。

演習は、参加する金融機関に共通のシナリオのほかに、業態別のシナリオに基づく訓練も行う。仮想通貨業者に対しては、標的型攻撃メールに伴う顧客情報の漏えいを想定した演習を実施する。地方銀行、第二地方銀行は対策レベルが向上しているため、シナリオの骨子を事前に提示しない「ブラインド方式」で演習する。

経営層や多くの関係部署が参加できるよう、各金融機関は自社の職場で演習に参加する。

(和田崇彦)

ロイター
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