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自動運転領域を2020年代の社会貢献の柱に=ソニー社長

6月19日、ソニーの吉田憲一郎社長兼最高経営責任者(CEO)は株主総会で、自動運転は環境負荷の低減にも寄与するとして、この領域を2020年代の社会貢献の柱にしたいと認識をあらためて示した。写真は東京本社で会見する同CEO。5月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 19日 ロイター] - ソニー<6758.T>の吉田憲一郎社長兼最高経営責任者(CEO)は19日の株主総会で、自動運転は環境負荷の低減にも寄与するとして、この領域を2020年代の社会貢献の柱にしたいと認識をあらためて示した。
ソニーは2020年度までの中期経営方針で、自動運転や人工知能(AI)関連領域での成長が見込まれるイメージセンサー事業を強化する方針を打ち出している。
吉田社長は「自動運転時代の到来は環境負荷の低減にも寄与することが期待されている」と指摘。「ソニーはイメージングとセンシング技術により、自動運転などの安全性に貢献すべく事業の育成に取り組んでおり、この領域を2020年代における社会への貢献の柱にしたい」とあらためて強調した。
ソニーは計画期間中にイメージセンサー事業を中心に約1兆円の設備投資を実施する方針。
株主総会には1651人が出席、取締役13人の選任など2議案を承認した。所要時間は1時間35分。
(志田義寧)