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ソニー、新中計は営業CFを最も重視 3年間で2兆円創出目指す
5月22日、ソニーは、2021年3月期を最終期とする3カ年の中期経営計画を発表した。写真はソニーのロゴ。昨年11月に東京で撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[東京 22日 ロイター] - ソニー<6758.T>は22日、2021年3月期を最終期とする3カ年の中期経営計画を発表した。
計画期間中は営業キャッシュフロー(CF)をもっとも重視、3年間で2兆円以上(金融除く)の営業CFの創出を目指す。
創出されたキャッシュの配分は、1兆円を設備投資に充て、残る1兆円は戦略投資を最優先としつつ、財務体質の強化と株主還元にも配分する。
株主資本利益率(ROE)は10%以上水準の継続を目指す。
部門別の営業利益目標は、ゲーム&ネットワークサービスが1300─1700億円(今期予想1900億円)、音楽が1100─1300億円(同1120億円)、映画が580─680億円(同420億円)、ホームエンタテインメント&サウンドが750─1050億円(同860億円)、イメージング・プロダクツ&ソリューションが850─1050億円(同750億円)、モバイルコミュニケーションが200─300億円(同150億円の赤字)、半導体分野が1600─2000億円(同1000億円)。